行事

大般若法要

『大般若経』の功徳をもって、世界の和平や参列者の平安などをご祈祷申し上げる法要です。


 『大般若経』は『西遊記』にもでてくる三蔵法師玄奘(602~664)が4年あまりの歳月をかけて配下の訳経僧たちと共に翻訳したものです。これはあらゆる仏典の中でも最大規模のもので、全部で600巻あり、字数にすると500万字にもなります。 内容は、大乗仏教の空思想に基づく般若思想を記録したものです。


般若心経


 「大般若会」では、その600巻を全て読むわけですが、量が膨大なため「転読(てんどく)」という方法がとられます。これは折本である経典を左右に振りながらパラパラとめくる方法です。 この転読の際に出る風に当たると、一年間は無病息災になると言われています。


転読


 洞泉寺では、毎年4月30日午後2時より行っております。 檀家の方には4月初旬にご案内のチラシをお配りいたします。 事前のお申し込みは不要ですので、どうぞお参り下さい。

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